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ようこそ道明寺天満宮のホームページへ。
ここでは、なかなか公式サイトでは言えないことや裏話などを中心にコメントをし、出来る限り月に1回は更新していきたいと考えてます。
かずとりひもとはお百度参りのときに回数を記録していく紐のことで、その名のとおり100回を目指したいと思います。
神社のホームページはかたいと思われがちなので、ここだけはやわらかくいきましょう。
ご意見ご感想のございます方はこちらへお願いします。
3月 「真珠の小箱」について
「真珠の小箱」は関西地方の人はご存知だと思いますが、毎日放送で昭和34年の開局以来、45年続く最長寿番組です。
毎週近畿地方(主に近鉄沿線)の名所や穴場を紹介してきましたが、今月の27日の放送(2314回目)をもって終了することになったそうです。
当宮も幾度と放送していただきました。梅の時期の撮影が多かったと思いますが、いいものを作ろうとしていたスタッフの意気込みをとても感じられたと記憶しています。
やはり評判のいい番組を長く作ってきた誇りがそこにあったのだと思います。
終了というのは残念ですが、今までの映像が残っているのなら、再放送でもしていただいたら、関西の歴史の変遷をたどることができておもしろいのではないかとも思います。
いずれにしても民放での最長寿番組が姿を消すというのは寂しいことです。
最後の放送を静かに見守りたいと思います。
2月 岡田桃子『神社若奥日記』祥伝社文庫
先月末にこの本が発売されましたので、紹介させていただきます。
著者の岡田桃子さんは当宮と同じ大阪府内の神社の禰宜さんの奥さんです。
普通に恋愛をし、普通に結婚された著者でしたが、ひとつ違っていたのは、その相手が古い歴史をもつ神社の跡継ぎであったということでした。
一般社会に育ち神社にはお参りしたことがあるだけであった著者が、神社の内側に入って経験したことのないことだらけの中での体験が書かれています。
ライターであっただけにたいへんわかりやすく神社というものを知る入門編のような感じでも読めると思います。
中にはごく一部ですが当宮にも触れられています。
当宮が5月に行っている薪能に、その神社の宮司さんと禰宜さん(ご主人)に応援に来ていただいているのですが、すでに詠まれた方にはおわかりでしょうし、まだの方はどこに書かれているか探してみてください。
是非、神社を知ってもらうためにもご一読ください。
1月 「歴史街道」
テレビ朝日の歴史街道という番組をご存知でしょうか。
現在は毎週月〜金まで午後6時54分から放映されています。(関西地方)
悠久の歴史の舞台を訪ねながら、日本文化の魅力を楽しく体感できる新しいルートを訪れるという番組です。
道上洋三さんの語り口のファンの人も多いのではないでしょうか。
さて、その「歴史街道」に今月の30日(金)当宮が採り上げられます。
その週は北野天満宮、吉祥院天満宮、松山神社、露天神社と続き、最終日に当宮です。
つまり、受験シーズンが参りますので、関西の天神さん特集というわけでしょう。
歴史街道というと、当宮のすぐ西側を通る細い道路が京都の東寺より高野山までの東高野街道になっています。
お隣の羽曳野市は整備が進み、街道であったことがわかるようになっているので、我が藤井寺市にも早急な整備が望まれるところです。
映像として残すことも大事ですし、現在あるものを後世へ伝えることの意義を考えながら番組を見ていただければと思います。
12月 師走から正月へ
師匠も走るくらい忙しいと言われる12月になりました。
神社でも師匠に負けないくらい忙しい時期です。
大絵馬が仕事始めの13日に羊から申へバトンタッチいたしました。
また注連縄の付け替えも間もなくです。
これから駐車場や境内の準備に追われます。
お正月の初詣へ来られる皆様がスムーズにご参拝いただけるように心掛けているつもりです。
がしかし、最近の傾向として午前中はゆっくりして午後からお参りに行く、という方が増えているようです。
つまり、各日とも午後のお参りの方が非常に多いためご迷惑をお掛けしております。
こちらに比較的空いている時間帯を示してますので、時間に余裕のある方はその時間帯にお越しください。
またその時に古い御札や御守を一緒に持ってこられる方はこちらの注意事項を確認してください。
それではよいお年を。
11月 「菊」について
今月は七五三の季節です。本年も多くのお子様がお参りに来られ、境内に彩りを添えています。
あまり大きくはありませんが、その境内にいっそうの光彩を放っているのが菊花展です。
当宮では毎年菊花展を開催し、格好の撮影場所となっています。
河南町の久門末男様、藤井寺市の松西重信様、松川晴男様のご協力によるものです。
栽培するのにもたいへん気をつかう菊は、旧暦の9月9日の重陽の節句に咲かせるように平安貴族は競ったようです。
重陽の節句は別名菊花節とも言われます。
もちろん道真公も菊を愛されました。
道真公の漢詩に多く登場する花は、「菊」なのです。
最後に道真公の和歌をひとつ
秋風のふきあげに立てるしらぎくは 花かあらぬか浪のよするか
10月 職業体験学習
秋から冬にかけて職業体験学習というのが行なわれています。
これは、中学生が将来の就職にむけて、勤労のたいへんさや喜びを知ってもらうことを目的として各中学校で行なっているようです。
当宮でも毎年、市内の3校からそれぞれ数名ずつ、3日間受け入れています。
といっても、何を体験してもらおうかと毎年頭を悩ませています。
落葉の季節には掃除!最近は箒を持ったことの無いような子までいます。
使い方が悪い!
また授与所に座って御守の授与をしてもらったりしています。お参りの方とのお話もまた勉強です。
しかし、正座ができない生徒があまりに多い。
意外と座ってもらうだけで学習になるのではないかと思ってしまいます。
労働とは違いますが、当宮での学習を選んだ生徒は正座の練習をしてきてください。
9月 「円山応挙」展が開催中です
本日(9/15)、阪神タイガースの18年ぶりの優勝が決まりました。まだ熱気冷めやまぬ大阪ですが、先日の13日より、大阪市立美術館において「円山応挙」展が開催されています。
天満宮とは直接関係はないのですが、いい展覧会ですので紹介します。
円山応挙は1733年に誕生し、日本史における絵画の巨匠はなどの質問にも登場するような人物です。
応挙は写生画の概念を確立し、日本の絵画観を一変させ、近代絵画の素地を作ったともいわれています。
今回の展覧会では、通称「応挙寺」ともいう但馬国大乗寺の襖絵が全て、大乗寺のように忠実に再現されています。
大乗寺では、展覧会終了後、襖を収蔵庫に保管し、複製の襖を使用することになるので、自由に見られるのはこの期間だけになりそうです。
是非この機会に芸術の秋を楽しんでください。
9月13日(土)〜10月26日(日) 休館日があります。福島県立美術館、江戸東京博物館を巡回します。
8月 松浦武四郎について
皆さんは松浦武四郎という人物をご存知でしょうか?
武四郎はそれまで「蝦夷」と呼ばれていたのを「北海道」と名付けた人として知られています。
幕末から明治にかけて活躍されたその晩年は天満宮を崇敬されていた、ということはまだ多く知られていません。
詳しくは三重県三雲町の松浦武四郎記念館のページをご覧ください。
その記念館で今月5日より「武四郎の神鏡をたづねて」という特別展示が行われています。
武四郎は、道真公に所縁の深い、また立ち寄ったであろう天満宮を25社選んで、神鏡と石柱を奉納されました。
現在、戦争などにより失われた天満宮もあるのですが、幸い鏡の拓本は全て残っていたようです。
その拓本の展示をしているそうです。
武四郎はまた、その25社をもとに「聖跡二十五霊社順拝双六」を作りました。
その名のとおり、双六になっているのですが、当宮は第8番に描かれ、その神鏡や石碑、双六が残されております。
記念館では、武四郎に関するものがほとんど残っておりますので、三雲町へ足を運ばれてはいかがですか。
7月 大阪決戦!
そろそろ書かなければいけないでしょう。
皆さんご承知のように、阪神タイガース今月8日に待望のマジックが点灯しました。
オールスター戦前にマジックが点灯というのは、セ・リーグでは初めてのことです。
18年ぶりのことで永らく忘れていた言葉の響きでした。
パ・リーグはというと、近鉄バッファローズ、ダイエーホークス、西武ライオンズの三つ巴が続いております。
もともと近鉄バッファローズの本拠地のあった藤井寺球場のある藤井寺市に鎮座する当宮(私)も、もちろんパ・リーグは近鉄バッファローズ、セ・リーグは阪神タイガースを応援いたしております。
悲願の近鉄バッファローズVS阪神タイガースの日本シリーズも現実を帯びてきました。
大阪決戦、淀川対決、大阪秋の陣、名称は何でもいいので実現を夢みています。
6月 「ジェンダーフリー」という危険
「ジェンダーフリー」という言葉が氾濫するようになって数年が経ちます。
「ジェンダー」とは「性差」という意味で、「ジェンダーフリー」とは性の違いを平等にすることらしいです。
この間違いは数多く論破されてきているにも関わらず、いまだにマスコミ等で採り上げられています。
この間違った考え方では、3月3日の女の子の節句、5月5日の男の子の節句はダメ、男女混合名簿というのも女男混合名簿に書き換えるということまで取り沙汰されているようです。
日本の古き良き文化を破壊しようとするこうしたものは、数を挙げればキリがありませんが、ほとんどの人が間違いに気付いているはずです。
男は男、女は女というそれぞれの性の特性を認め、尊重し合うことが大切なことで、何でも差別という考え方はおかしいと言わざるを得ないでしょう。
いろいろな考え方があることに異論はありませんが、少数の人の考え方を日本全体がそう考えているかのように採り上げる一部のマスコミの姿勢には疑問を感じます。
5月 第百回釋奠斎行す
去る5月11日に第百回釋奠が斎行されました。
藤澤南岳先生(1843〜1921)が創設され、明治36年に第1回が行われ、100回という節目の年でした。
多くの方々に参列いただきありがとうございました。
その参列者の中に大阪大学名誉教授の加地伸行先生がおられ、当日、経書の講筵の前にご挨拶いただきました。
その中で南岳先生の話が印象に残りましたので、ここに簡単ではございますが、紹介させていただきます。
英語がどんどん日本に入ってきた頃、「FREE」という単語の翻訳を「自由」と聞いたとき、その用例を聞いた、英語のできない南岳先生は「それは違う、”道理”と訳すべきだ」と即答されたそうです。
何をやってもいいという「自由」と物事をわきまえた「道理」では意味合いが違ってきます。
現在の社会状況をみると、南岳先生の言うように「FREE」を「道理」と訳すことが必要だったのではないでしょうか。
「自由」を「道理」と置き換えて考えてみてください。
日本では「FREE」は「自由」ではなく「道理」が正しいといえるのではないでしょうか。
4月 「天神信仰の絵画」展が開催中です
一昨年「天神さまの美術」展が東京・福岡・大阪で開催されたのは記憶に新しいところです。
その記憶が乾かないうちに小展示会が大阪市立美術館で開催されています。
ちょうど特別展「海を渡った中国の書 エリオット・コレクションと宗元の名蹟」展が開かれているところですが、2階の1室で上記の「天神信仰の絵画」展が開催されています。
今回当宮からも5点出品しております。
ただし前回の「天神さまの美術」展には未出品のものばかりです。
さらには、新発見の天神画像も出品されています。
毎日新聞の記事をご覧になられた方はご存知と思いますが、天神さんの前に童子が描かれている14世紀の作と思われる天神像が新発見のものです。
もう1点、室町時代の制作と思われる雷神図が出品されています。
こちらも現在のところ恐らく、最古の雷神像ではないかと思われます。
天王寺公園内にある大阪市立美術館で4月8日より5月11日までですので、お早めに足をお運び下さい。